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2022年3月4日金曜日

[海外ドラマ] 1883 S1E8



「1883 シーズン1  エピソード8」


 もう,タイトルは野生のエルサ,,でいいのでは,,笑
  
  Elsaが生き方を決意した,という回,,か.

 とくに何があったわけでもない,,かな,,

 よっぽどトリッキーなことがない限り,エピソード1 の冒頭で見たように,少なくともElsaは native americanに襲われる,,わけで,『Titanic』のように,いろいろあっても,最後はどうなるかわかってる,,感じで,,全部不穏なことにしか見えない.笑


 ==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)


 トルネードの被害に対応するため,一行は3日間同じ場所にとどまっていた.

  Elsaは,ムスタングの群れに対し,Samと協力して種馬を捕まえた.また,バッファローの群れに対し,一頭をしとめ,バッファローの心臓をSamと食すことで,バッファローの強さ,を体に感じた.
 また,破れたパンツを見たSamにコマンチ族オーダーメイドのパンツをプレゼントしてもらう.

 Elsaは,ここが自分の居場所と決意し,Samと結婚することにする.
 諦めたように祝福したJamesと,なんとか思いとどまらせようとしたMargaret.しかし,もう18歳の自分は自分のことは自分で責任を持って決めれるというElsaは引かなかった.
 ただ,一旦,Jamesたちとオレゴンに行き,春を待って再びこのコマンチ族の土地に戻ってくることには同意した.

 Sheaは移民たちのことを思って,冬をやり過ごすたびにデンバーに行くと提案する.しかし,そこでは土地は当然フリーではなく,移民たちは当惑する.一方で,Sheaのように過保護にはしないが,着いてくるならオレゴンまで連れて行く,というJamesに移民たちは賛同する.

 一旦,一行から離れることにしたSheaは,Naomiとの約束により,オレゴンまで一緒に行くというThomasに,Sheaが必要だ,と頼まれ,結局一行と行動をともにすることにする.
 リーダーはJamesでSheaはヘルプ,という立場が逆転した形になった.

  Elsaは北を目指す一行とともに,コマンチ族の土地の外れまでやってきたとき,Samと一旦別れることになったが,涙は流したものの,泣きはしなかった.
 
 もう,コマンチ族の戦士の妻,つまり,戦士なのだから.

 ====

・2種類の人間

  目的地に辿り着こう,とする人間と,旅自身を目的とする人間.Elsaは後者だった.家は地球であり,土地がベッドだった.

  自由人すぎる,,

 ドレスを着る,という将来を想像していたMargaretは,そら,,仰天しますわ,,
  Jamesは,Ennisのときは当惑してたのに,今回は,あーそうくるよな,という感じではあった.

・Shea と Charlie

  別れの挨拶は Adios. つまり,,もう一生会わないだろう,,ということ,,かな.もともとは長い別れのときに言う挨拶,と聞いたことがある.会話の流れからそう思った.

 そして,そう思うと,,これが最後だな,オマエとは,,という感じの別れが淡々としていてかっこいい,,と思ってしまった.

・時代を変えるもの  

 ストーリーには絡まなかったが重要なCharieのコメントが.

  有刺鉄線,鉄条網(Barbed wire)に触れていた.1874年に従来のものを改良した,今のものに近いものが発明された模様.

 何も隔てるものがないオープンスペースの土地をこの有刺鉄線で区切ることで,カウボーイ,コマンチ族のように,大地すべてが住む土地だ,というようなメンタリティが消えていく,時代の変わり目の話をしているのだと思った.

・クックと移民の子供の会話

 これは,,何を意味してたんだろうか,,

・移民(Josef)の選択

  デンバーはどうだ?とSheaに言われたとき,土地はタダでないと知り,では自分たちは,ドイツにいた頃と同じ,メイドや炭鉱掘りしかできない,と嘆く.

 こんだけ困難な旅を続けようとするのだから,祖国には幸せはない,戻るところはない,というすごい決心だったんだな,,と思う.

・移民の女性たちが馬に乗る

 まず,,Margaretは,若干の解放された女性像のシンボルのように思う.そして,Elsaは,男女を超えて,いわゆる文化的生活,しがらみから解放された人間のシンボルになっていると思う.

 これら主役たちの女性はそういうイメージだが,今回,移民の女性は(どちらかというと男性陣よりも積極的に)馬に乗っていた.解放のイメージがひろがっている.
  そして,ドイツ語でなく,できるだけ英語で会話しようとする.もうアメリカにいて,アメリカ人なんだから,と.

・世界は小さい

 JamesはSamに一緒に来ないか,というが,必死で守ったこの土地を離れることはできない,という.それはJamesにも理解できることだった.

  もし,,Elsaの気持ちが変わったら,,その時は,ElsaをJamesのもとに返す,というSam. 
  自分はその時どこにいるかわからない.どうやって俺を探すんだ,というJamesに,,

 Smaは,白人は世界はでかいと言うが,自分たちには小さいといい,だからJamesをみつけることができるという.

  それは,白人はこの世界と戦いながら旅をするが,自分たちコマンチ族は,その世界とともに旅をするからで,そんな世界は自分とともにある,世界は小さい,という.

 徹頭徹尾,Samがかっこいい.


 この自然回帰みたいな精神が,物語を描いている人にあるんだろうか.

  さて,,あと2話.Elsaは,襲われるシーンではドレスを着ていた.今の流れから,どうやってそういう状況になるんだろう,,

 

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