「Black Bird S1E6/ブラック・バード シーズン1 エピソード6」
フィナーレ.
Larryが犯人であることが前提で話が進むので,ひねりを考えてみたりしたけど,結局事実があるので,奇をてらうことなく,すぅっと終わった感じ.
もしかして,なんやねん! 思わせぶりな!! という感想もあるのかな,と思うが,ワタシは,ちょうどいい感じだった.
どこまでが事実なのかわからないけど,,Vincent,Carter関係は,フィクションじゃないのかな,,,
==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)
・物語→真実
JimmyがLarryに,いろいろ話してたのはうそ,物語だろ,人殺し気取りめ,と煽ると,真実だ,と怒るLarry.
本当の自分を見せてやる,木工場へ来い,と去るLarry.
手応えを感じるJimmy.
・迫る危機
Vincentたちの様子がおかしい.人生,何が起こっても不思議ではない,と脅してくる.
Carterは,誰の指示で潜入してきたのか尋ねてくる.知りたければ1週間俺を守れ,と伝えるJimmy. Carterは,Larryの自白に協力して,転職するステップにしようとしていた.
・Jimmy父 脳梗塞で倒れる
・木工場
Larryは,21人の遺体が埋められた場所を地図に描いていた.そして,犯人しか知り得ないと思われる殺人現場の状況を話した.
思わず,Jimmyは,遺体のある場所を遺族に伝えろと怒る.Larryは,Jimmyが検事の差し金で自分に近づいたことを見抜く.
Jimmyに襲いかかるLarryだったが,看守がやってきてとりなす.
・懲罰房
Jimmyはこの情報を早く外部に知らせようとするが,翌日,Larryの担当の精神科医がLarryを脅したとしてJimmyを懲罰房に入れてしまう.
地図の情報を少しでも記録したいJimmyは鉛筆を要求するが受け入れられない.Jimmyは,自分の血で壁に覚えている限りの地図を再現した.
・BrianとLuaren
Garyを訪ねる.GaryはLarryが間違ったことをしたという彼の間違った初体験の話を聞く.
・終わり
担当の精神科医が戻り,懲罰房から出されるJimmy.机に直接地図を描き込む,,が,大雑把で使い物になりそうにない.
Laurenは,これで遺体を探す,,とJimmyを慰める.JimmyはLarryが語った,犯人しか知り得ないような内容をLaurenに伝える.
そのころ,Larryが描いた地図はGary宛に届いていたが,父親がそれを見て,察して,,燃やしてしまった.
・自由の身
遺体は見つかっていないが,新たな証言(Jimmyが聞き出したもの)のため,控訴は却下され,Larryは終身刑となった.
・Jimmy → 父
Jimmyは,病気療養中の父に会うことができた.間に合った.
・Gary
Larryを説得して10人以上の殺人を認めさせた.
・Jimmyはその後,事業で成功者となった.
===
・Vincent, Carter
drama "black bird" true evnet とかして検索してみたら,メインの部分は結構事実そのままのようだった.
しかし,刑務所内で潜入がバレてどうの,,という話は一切出てこないので,あの辺りは全部フィクションなんかな,と.(思うだけ)
・Gary
いいヤツだった.いっとき真犯人と疑ってました,,すんません.そういうミスリードもあったと思うけど.
結局,Larryが一番頼りにしていたGaryだけが,Larryに犯行を認めさせることができた,ということか.
・Jimmyのできたこと
本当は遺体を発見したかった.そのためにLarryに近づいた.
しかし,得られたのは,「犯人しか知り得ない事件まわりのこと」だけだった.でも,これだけでも,控訴審を退けることができたということみたい.
けども,,Jimmyの証言にどれだけ真実味があるのか,,彼は,FBI/検事の欲しい情報をとれれば10年の刑がチャラになるという,嘘をつく動機がある.
Jimmyは嘘発見器にかけられてはいるんだろうな,,
服をたたむ,,とかは,前に出てきてなかったっけ,,Larry逮捕時の自白じゃなかったっけ,,別の人だった? なんとかライトラーさん? うーん,どれくらい決め手度が高かったのかわからない,,
・Jimmyの成長
ドラマでは誰かが成長して物語の柱となる.Jimmyは,裁判官から,俺は何でもできるぜ,的な特権意識,人を見下したような意識が今はなくなった,と判断している.
,,というくだり.画面から陽にはそのビフォーアフター両方ともには感じられなかったが,わざわざ説明されると,そうだったんかな,と思えてくる.
けど,この成長の理由が何によるものか,,今一つわからなかった.刑務所ないので潜入の経験全体といえばそうなんだろうけど,,,Larryとのコミュニケーションを通じて,というとそれっぽいけど,イマイチ整理できず.
Jimmyは,なにか縁があった人たち,,それぞれに意味なんてない,と言うが,Larryは,意味がないはずはない,と,見かけ上は,Larryのほうがイイことを言っている気もする.
Larryの言う意味,というのは,自分勝手な,自分だけの意味でしかないけど.
何かしら母親に対するコンプレックスがあったようなJimmyだけど,,それがどう昇華したのかも,,わからん.
Jimmyは,あの地図を見てから少し冷静さを失っていた.正義ある人ならば誰でもなるような,遺族に対して思いやりの心を持て,というものだった.そのため,我に返り,Larryにつっかかり,それで,バレて翌日は懲罰房入り,という流れ.
それまでの調子で,適当に合わせていたら地図も手に入ったかもしれない.
が,あそこで怒ってしまったことが,Jimmyの根はいい人の証左となる.なので,,あれが,物語の終わりに対する,視聴者の納得感の源かな,と.
はでにVincent一味とのやりとりがあるとか,Carterに対して仕返しするとか,そういうイベントフルなことが起こらず,静かに終わったのがよかった.
Jimmyの内面に関してはもやもやするところがあったものの,ドラマはペースもエピソードの広げ方も大変好みでありました.
あの精神科医のおじさんの迂闊さは,フィクションであってほしい,,笑
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