ページ

2022年11月22日火曜日

[海外ドラマ] 1899/1899 S1E5


「1899 S1E5/1899 シーズン1 エピソード5」
 

  風呂敷は,やっとたたみ始められた感じ.

 しょっぱなから,Danielは,Maura以外にも見えているようで,,肩透かし.苦笑 では,,
 次の想像としては,Danielの中身はMauraの兄では,,ただ,身分を隠しているので,別の外見が仮想空間で与えられている,,とかとか.

 順番的には,ニセスペイン人兄弟のフラッシュバックかと思ったけど,普通に会話の中で,神父を殺して逃げてきたことはわかってたので,もうなんもなしなのかな,,

 Sebastianは,船舶会社(のオーナー,つまりMauraの父親)と直接つながっていて,任務は少年を連れ帰ることのように見える.

  Danielの役目はなんだろうか,,Olekはずっとめっちゃ良い人だな,,


 ==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)


・Mauraのフラッシュバック

 また,精神病院で兄の安否を父に問う,そして,拘束されて注射をうたれる,という夢を見る.
 起きると,,食堂で,皆が少年をバーの下に閉じ込めたところだった.

・Kerberos号

 船はなにか,新たなモードに入る.

・Lucien

 自分は人生を偽っていること,いつも,Clemenceは自分にそれを思い出させる,と告白する.

・Mauraと少年 時間が止まり,動き出す

 Toveが食堂に降りてきたとき,少年を助けようとしたMauraに男が発砲した.
 その時,,時間が止まり,そのスキに少年を救い出し,逃げるMaura.

・集団催眠

  時間が再び動きだしたとき,船にはサイレンが鳴り響き,時計のような音が聞こえてきた.

  EykとDanielは,船での主導権を取り返す必要があると説く.
 その直後,,多くの人が,時計のリズムで無表情で歩き出し,,甲板に出て,海に身を投げだした.次から次へと.

 Lingの母も,Kresterも,身を投げた.少年は,あの者たちは,(何かを)聞いている,と初めて言葉を口にする.
 
 Sebastianは,また,なにか通信を送る.

 反乱者たち,Eykたちは,協力して,人々が死ぬのを止めようとするができない.

・無線

  船は,船を沈めろ,という無線通信を受け取る.

・精神病院へ

 少年は,Mauraをつれて,部屋の通路へ.コガネムシを使って,トンネルを出現させる.
 そのトンネルを抜けると,,先程夢に出てきた丘の上の墓場,そして精神病院が目に入る.
 Danielは,謎の機械で同様にトンネルを開け,二人のあとを追う.少年とDanielは,はじめて,ここまで来たのははじめてだ,と会話する.Mauraは何も覚えていない,と少年は言う.二人は誰かに監視されているようだ.

・生存者

 自殺を見た人々は,自らを縛り,助かろうとする.
 Jeromeは,LucienとClemenceをしばり,自分も柱に自分をくくりつける.
  Anker,Toveは,Iben,Frantzをベッドに縛り付ける.
 OlekはLingを縛り付ける.

 Danielは,船になにか操作する.途中,機関士に襲われるが,謎の機械を操作することで相手を気絶させる. 

 操作を終了したとき,時計の音は止まる.

・病院を訪れるMaura

 記憶の病院だ.1011号室へ行くと,,記憶どおりの拘束椅子がそこにはあった.父親が現れる.
 父親は,アレをどこに隠した,と聞く.兄はどこだ,と聞くが,間違った質問だと父は取り合わない.そして,気を失う.

 気づくとベッドの上だった.手には拘束跡がある.

  Eykに少年が時間を止めた,と伝える.そして自分について語り始める.
  Mauraの父はこの船を買い取った男で,行動科学のマッドサイエンティストだった.彼女はこの船が大きな実験だと考えていた.

・家に戻るEyk

  MauraはEykの部屋の通路へ降り,カナブンの力でトンネルを出現させる.
 そして,,行き着いたのはEykの火災で焼けた家だった.

 Eyk もMauraに告げる.自分の名前もPrometheus号の船長として名簿に載っていたと.

・甲板に集合する生存者

  Sebastianは,船員から,船を沈めろという通信を得て,その船員を気絶させ甲板へ上がる.
 甲板には,生き残った14人が揃う.船を沈める命令が出ていることが知らされる.

・Maura父

 オフィスで報告を受け,「少年を連れてこい,時間がない」と司令する.
 部屋から外を眺めるとピラミッドが見えた.


 ===

・急に説明調になった

 やはり,Henry Singletonは,なにか実験をしているみたいだが,オフィスをみていると,オープンリールのデッキがおかれていたりして,すごい未来,ということでもなくて,もう過去になった程度の時代設定に見える.まぁ,,1899年かもしれない.
  Danielが持っているフラッシュライトは,,どうも,,今っぽいけどなぁ,,うーん.

 瞬間移動などはありえないので,記憶操作,知覚操作が行われている気がする.

 脳に直接作用している,と言えば,,,まぁ,,なんとでもできるので.

 そうなると,『The Matrix/マトリックス』のように,各自が,仮想空間を共有していて,共通の幻影?を見ているような感じか.それとて,すげー技術だが,瞬間移動よりは,,ありうる,,,,,,,,ってこともないな,,うーん,,


・船室の下の通路

  あれは,気を失わせて,通路の下の秘密の部屋でなにかして,また,もとの船室にもどして起こさせる,という物理的なことが行われているのか,,,と思ったが,,どうだろう,,

 船はおそらく,,海には出ておらず,建物,仮想空間の入れ物として陸地にどかんとあるのじゃないか.
 で,みな,海の上という仮想概念を与えられているのでは.
 海の飛び込むといっても,実際には,船の下にあるマットレスみたいなところにダイブして,実験台としてまた,記憶を消されて使われるのではないか.
 
・手紙の意味

 手紙をもらった人は何かしら,失ったものがある人,と思えた.Willson夫人はなんだったろう.
 そういえば,,Lucienも,その意味では何かわからない.

・Willson夫人

  彼女は今回すんでのところで自殺を思いとどまったが,あのハーメルンの笛吹きみたいに,どんどんと海に身を投げた人は,どういう基準で選ばれていたのだろうか,,

  また,彼女の手紙,失ったものはなんだったのか,,

・時系列

  Mauraは父親に目をかけられ,どんどんと父親に似ていった.兄はそれをよしと思っていなかった.実験の秘密を告げようとして,Mauraを呼び出したが,約束の日の前から消息を断っている.
 その日とPrometheus号が出港したのが同じ日ということで,彼女はPrometheus号に兄がのっていたのでは,と考えるようになった.

 つまり,父親の壮大な実験がその時始まり,兄もそれに組み入れられた? そこには,Eykも入っていたということだろう.

 Mauraもなにか気づいたのかもしれないが,,彼女は好かれていたので,記憶を消されてやり直しさせられている,,,とか?

  うーん,,,全然ピースがあわないなぁ,,,

・Jerome

  彼は,LucienとClemenceの部屋に来て,彼らを縛りだす.助けるためだ,と言って.つまり,,彼は,これを以前に経験していて,時計の音に操られて死なないように二人を縛ったのでは???

・Toveの過去

  どうも,Toveは暴漢に襲われ妊娠,,その暴漢を殺した,,という過去があるってことなんかな,,,
 米国に着いたら,Toveは,Krester,Adaとともに,狂信的な母親から離れるつもりでいたらしい.



  
 さて,,とりあえず,これまで大なり小なりスポットが当たったキャラが生き残った.最初,12人+少年,,というキリスト教文化にありがちな構成になるのか,と思ったら,,もっといた.

  Maura, Eyk, Willson, Lucien -- 手紙持ってた
  Clemence,Jerome,Olek, Ramiro,Angel  -- 反・反乱者 (Jeromeは更に特別かも)

  Frantz, Anker,Iben,Tove  -- 反乱者

  Sebastian  -- Henry Singleton側

  Daniel,少年 -- ??

 それぞれ,どのキャラもそれなりに重みがある.前にも書いたが,ほんと,「Lost/ロスト」のノリがぴったりな気がする.

 ここまでとんでもない風呂敷が広がったのを,それなりに納得する形でたたみ直すのは難しいと思うが,どうやってくれるんだろうか.


0 件のコメント:

コメントを投稿