「Station Eleven S1E5/ステーション・イレブン シーズン1 エピソード5」
パンデミック発生の日の空港(発生した日,の定義はなんだろ,,).
単純にその日(から数ヶ月)の,Arthurの友人のClarkや元妻?のElizabeth,子供のTylerの様子を描く.
,,が,,わかりやすく,現在 Year Twentyに繋がるいろんなものが凝縮されている(たぶん,,一部しかわかってないけど)
Clarkの話. Arthurの友人として以前のエピソードで登場した.
,,,,,,,,,,,
Clark と Arthur ,,,,,,,,,,,,,
もしかして,,Arthur.C.Clarkから来てる?????
==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)
Day 1
Aurthurの遺言執行者のClarkは,その処理のためシカゴへ向かっている.同じフライトにElizabethも搭乗していた.
Severn City 空港に着くが,,パンデミックのせいですべてのフライトがキャンセルされ,登場者たちは空港に閉じこめられた形になる.
Clark,Elizabeth,元警備員のMilesは,残った者で生き抜こうとリーダーシップを取る.
Day 12
ElizabethはArthurから届いていた"Station Eleven"をTylerに渡す.Tylerがその漫画を読もうと外に出たとき,感染者で一杯とされた飛行機から一人の男が出てくる.
Tylerはその男が免疫を持っているとして,空港に連れてくるが皆が反発,Milesがその男を射殺する.
Tylerは1ヶ月の隔離を言い渡され,Elizabethもそれに従う.
Day 42
1ヶ月の隔離を経て,ElizabethとTylerは普通の生活に戻る.Tylerは,この仕打を個人的な辱めを受けたと感じていた.
Day 100
偶然,父親Arthurの人となりを知ってしまったTylerは,死体でいっぱいの飛行機に閉じこもり,火を放った.
Clarkたちは,Tylerが自殺を図ったと考えたが,,実は,Tylerは飛行機の中にはいなかった.
後にTylerは,予言者とになった.
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メインストーリーへの明確なリンクとして
・Tyler → 予言者となる
・Clarkのライター → 予言者のライター (かちゃかちゃやる癖)
・"Station Eleven"は,Tylerも持っていた → 隔離中に読み漁る.セリフを覚える.同時期,Kristenも小屋で読み漁る.セリフを覚える.
・Brian 飛行機内で Elizabethの付き人だった → Year 20で,一座をしきりにルート外の町(the Museum of Civilization)に誘う男となった
・博物館 Clarkが管制室で,現在のいろんなものを集めて博物館と仕様としていた → Brianが20年後,the Museumn of Civilization の話をする.
くらいはマストで,,他になにかあるかも,と思うのは,,,
・修道女が空港にいたこと.なにか後の宗教めいたことに関係してこないか,,
・マイアミに逃げた連中が後で効いてくるか,,
くらいか.
象徴的に色々描かれていることと,物語の明確に関連付けられるが混在している.(一つ一つは指摘できない,,,)
まぁ,,,明確なのは上のやつかなぁ,,,,,
・社会の再形成
あとは,,社会が形成されていく過程というか,post-apocalyppse の考えをそのまま適用しようとする試み,,というか,,
Clark,Elizabeth,Milesはコミュニティのリーダーとなる.Milesは警察みたいなもので,Elizabethは,有名人なので,それに備わる権威性みたいなものをあらわしているだろうか,,Clarkは,コンサルタント,CEO whisperer なので,,参謀みたいな役割か,,
ただ,知名度のあるElizabethが雄弁に語るのではなく,Clarkが表立ってリーダーとなる.(さすが,元役者)
このあたりもやや寓話的な気がする.
・ノアの箱舟
女子サッカーチームを集めてマイアミに逃げた,,というのは,ノアの方舟的なもので,残された者たちの話なのかな,,とも思ったが,,,残されたものから,予言者が出た,ということか,,うまくつじつまが合わないのでこの線はないかも.
・Day 1
Day One と出る(通常,一桁の数字はスペルアウト(アルファベットで書く)し,二桁以上になるとアラビア数字で書くと習ったが,,そういうことかいな).
ただ,,どの観点で 1 なのか,,わからない.
この時点で,数日前にはArthurは舞台上で亡くなっているし,,,
最初,予言者Tyler視点で,後から考えて,ぐるっと戻って何が 1 だったか,,と考えたときに,この日が最初の日だった,ということかと思った.
で,,この最初,というのが,覚醒した日,みたいに考えようとしたが,実際には,世界がだめになった,と自覚した日なのかな,,と.
Day 100が,Day 1というのであれば,完全に予言者目線で,覚醒した日(飛行機に火をつけて空港から立ち去った),と考えても良さそうだけど.
・ギャグ
冒頭で,ClarkのキャリーバッグにMilesが躓く.Clarkがシカゴに行く,,というと,Steve Martin,などの名前が出てくる.これは,おそらく,映画『Planes, Trains & Automobiles/大災難P.T.A.』のことだろうな.
主人公がシカゴへ行こうと奮闘する話.
・資本主義
TylerはWikipediaの情報をダウンロードしている.最後にダウンロードしたのが"資本主義"のページ.
もしこれを削除したら,,と問われて,Elizabethは,また発明すればいい,という.
Tylerはこれを消したんだろうか,,
ドラマ中で,Capitalism をどう捉えているのか,,単なる文明がある状態を言ってるのか,,本当に経済的な意味を言っているのか,,,
・Tyler
正直,Tylerの心象がよくわかっていない.ずっとネグレクトされてきた子供で,よく知らなかった父は,やっぱりくずだったということが母親,父親の友人だった人から(間接的に)知らされ,,社会(空港内の人々)から辱めを受け,,社会に反抗心を抱く,ということでよいのか,,(そんな単純だとちょっと作品のレベルが落ちそう,,)
彼は,他の子供達を集めて管制室に連れて行ったり,すでにリーダーとしての資質を垣間見せていた.
Tylerは,Clarkになぜリーダーが必要なのか,,と問うている.
・Macy's
映画『Miracle on 34th Street/三十四丁目の奇蹟』はデパート Macy'sの協賛で作られたとか,,,ちがったかな.
クリスマスシーズン前,Macy'sでは,サンタの格好をさせたおじさんが,子供にさりげなく,何がほしいのか,,,を訪ね,サンタ役はそれをそっと親に伝える.すると,親は素知らぬふりして,子供が欲しがっているものをデパートで購入する,というシステム.
ここで描かれているのもそれかな,,と思った.
管制室で,死んだ人と交信するみたいな形でマイクに向かって喋らせる.離れたところで親がトランシーバーで聞いている.子供の考えていることを聞ける,というものだ.
ただ,,Elizabethによると,Tylerが子供断ちを連れて行った,ということなので,そんなたくらみはなかったのかもしれない.
あれは,後半のTylerが秘密を知ってしまう,ことの前フリだったのかもしれない.
もっともっといろんなことを含まれていたかも.
どう転がっているのかさっぱりわからんので,,,散発的な感想ばかり.笑
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