「The Boys S3E5/ ザ・ボーイズ シーズン3 エピソード5」
ホームランダー観ていると,フィクションとわかっていても,なんかイヤーな気分になるね,, 子供の頃の(昭和の)いじめっ子のガキ大将的な感じで,,
あと,いい人側の方も,かなり問題がある.都度都度いい人側,であるためには,都度判断しないといけないが,それは大変.なので,最初から少なくとも越えてはいけない一線を持っておく,というのが一つの方法と思うが,その線を越えてしまう.
本当にそれ以上やったらあかん,というところで踏みとどまれるかどうか.
行動指針としてのラインは越えるけども,ほんまに越えてはいけないところの前では踏みとどまる,,それができるか.
今回も色々実名が出てきて,,それ,大丈夫な引用なの?とか思ってしまう.笑
==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑)
・ヴォート社
ホームランダーがトップに,ボードミーティングも彼のイエスマンばかりに.
アシュリーは形だけのCEOに昇進.ディープは犯罪分析チームのトップに.しかし,ディープはホームランダーを避難したという理由でメンバをほとんど解雇してしまう.
ソルジャーボーイの事件で,スーパーヴィラン登場か,とあわてる世間に対し,大したことない,と全く対応を指揮できないホームランダー.
・アニー & ヒューイ
ヒューイはアニーにV24を使用したことを伝え,アニーは動揺するが,もう使わない,と約束するヒューイ.
ホームランダーをやっつけることができる兵器を探しに行ったヒューイ.どうだった,と聞くアニーに,ヒューイは,なかった,と嘘をつく.
V24は使わないで自分を支えてほしい,というアニーに対し,ヒューイはブッチャーと手段を選ばずにホームランダーを倒す,という選択をする.
・V24
ブッチャーはソルジャーボーイとの戦いに備え,V24をメイヴに依頼する.
・フレンチー & キミコ
ロシアでの混乱の責任をとれ,とフレンチーに迫るニーナ.ある男とその娘の殺しを依頼されてしまうフレンチー.
キミコが意識を取り戻し,能力が消えていることに気づき,よろこぶ.
・Aトレイン
アレックスをチクった褒美で,Aトレインは,ブルーホークに,黒人住居区で差別的な取締をしたことを謝罪させる約束を取り付ける.しかし,ブルーホークはやっつけ仕事的な謝罪のみで,住民の怒りを買い,反撃して,そのあおりで,Aトレインの兄が重症を負う.
・ソルジャーボーイ & ボーイズ
早速,アメリカに密航,町中で,実験のときに聞かされていた音楽を聞いて,思わず,あたりを爆風で飛ばしてしまう.
その後,ヴォート時代のスーツを得て,恋人(設定)だった,クリムゾンカンテスを訪ねていくが,そこには先回りしていたブッチャーらがいた.
ブッチャーは,ソルジャーボーイを見殺しにしたクリムゾンカンテスを差し出すという形で,ソルジャーボーイに共闘を持ちかける.
===
・実験ビデオ
ソビエトでの実験記録.MMが観ている.ニカラグアの事件からずっと何年もソルジャーボーイが実験の対象になっていることがわかる.
喉に銃撃されてもなんともなかったのに,目に攻撃されると痛がっていた? あそこが弱点?
ブッチャーがチェルノブイリとは言わないのな(字幕).ウクライナ読みになっている.
・ソルジャーボーイの力
キミコが普通の人になっている(一時的?).能力を奪う力がある,ということか.
能力者側の力がなくなり,,ボーイズたちが,V24で能力を持つ,という展開になるのか.
・ブッチャーの弟 レニー
ヒューイが"二日酔い"状態のときなどに,一瞬,誰かの映像が入る.誰かな,と思うと,これは,ブッチャーの弟のレニーらしい.
もともと,ヒューイがレニーを彷彿とさせる,とブッチャーが発言していた.
メイヴが来る直前に見つめていたペンダントもレニーのもの.
・ボードミーティング
権力者におもねる連中が気持ち悪い.けど,,あんなトップ(ホームランダー)だと仕方ないのかも,,,という気にもなる.
ある役員に経営数字の扱いについて尋ねられて,急に不機嫌に.わからんことは人に任せろ,と思うが,それができない.
エドガーが言っていた,周りにイエスマンばかりを置いておくとダメになる,ということが始まりつつある.
・アニーとヒューイ
文字通り力がなく,ポンコツのヒューイは,アニーを守りたい,という一心で,V24に取り憑かれていく.
アニーは,必要なのは守ってもらうことではなくて,ヒューイ自身だという.
能力者であるアニーが,愛する,ある意味,普通の人ヒューイを守る,というのは,それこそ普通のことだろう.
けど,やっぱり,男のヒューイはそれでは駄目だとプレッシャーを感じているのだろう.
アニーを助けるのは物理的に助けるということもあるが,精神的な支えになるというやり方もあるはず.そういうことを言っている感じ.
アカデミー賞授賞式で,ウィル・スミスがクリス・ロックを殴ったのはこの構図に見える.嫁さん,ジェイダ・ピンケット・スミスのために,守るために殴りに行った.
けど,ジェイダ・ピンケット・スミスといえば自分で意思表ができる人で,あのときは,そばで,ジェイダ・ピンケット・スミスの精神的な支えになっているだけでよくて,チャンスがあれば(実際彼は,賞レースの大本命),受賞のスピーチの中でクリス・ロックに言葉で反論することができた,,と思う.
そんなことを思い出した二人の関係.
・Lindsey Graham
アシュリーがAトレインとの打ち合わせの前に,届いている花の送り主として紹介.
共和党の政治家で,いろいろ日和見的な発言を繰り返しているらしい(Wiki).
そんなやつからもらっても,というところか.やっぱりきたな,ということか.いずれにしても実在の人で,いじられていることには違いない.
・トークショーのホームランダー,ニュースのブルーホーク
アメリカは安全,みんな外へ出て人生を楽しめ,,,コロナ禍で当初,全く心配もしなかったパターンとそっくり.笑
どんどん入れてくるな,と.
で,ブルーホークは,暴れた後のニュース?で,「BLUE HAWK STANDS UP TO ANTIFA」というテロップとともに発言している.
ANTIFAって,運動の総称であって,組織でないのに,テロ組織としてときの大統領のトランプに指定されようとしたアレだ.なにかそういう組織があるとされていた.
ブルーホークの立場がわかる.
レイシストというやつがレイシスト.黒人の命が大事,でなくて,全員の命が大事,,,
よくあるレトリックで,今問題にしようとしているポイントを相対的に弱めてやろうという意味になる.
典型的すぎる例だが,こういうエンタメのドラマでわかりやすく出すのはいいかもしれない.
・メイヴとクリムゾンカウンテス
メイヴはほぼ,やけくそ気味にも見えるなぁ,,ホームランダーに,最初から嫌いだったと,言い放つ.
クリムゾンカウンテスも会いに来たソルジャーボーイに同じことを言う.
自分の力にみながひれ伏して,自分に恋い焦がれるはずだ,と思いこんでいる,哀れなやつら,,,それがメイヴやクリムゾンカウンテスの"元恋人"の見方.
メイヴは,,ホームランダーの指示で動いた者に襲われる.誰? メイヴがやられるということは,能力者だろうけど,コマ送りで観たら,ただの影か,ブラックノワールか,,どっちか.
・キミコ
普通の人になりつつあるキミコ.フレンチーとJudy Garlandの歌を聴いている.どうも,,検索すると『I got rhythm/青空のデイト』という映画みたい.
ここで,キミコはなんとか,曲名or映画タイトルを I got rhythmと発声しているように聞こえる.
そのあと,ミュージカルシーンとなるが,,当然? キミコの妄想(第1エピソードに同じく)なわけだが,たしかに,,発声はしてたよな???
いっとき話ができるようになって,その後,,もしかして能力を取り戻して話せなくなってしまうのだろうか,,
ミュージカルシーンはよくできてて,キミコとフレンチーが彼女彼のキャラを維持したまま踊っているようでめちゃよかった.
・ブッチャーの能力に対する考え
V24を使う方に傾くブッチャーだが,能力に対する考えは変わっていなくて,メイヴに,
With great power comes the absolute certainty that you'll turn into a right cunt.
と言っている.例のスパイダーマン(ベンおじさん)のセリフにそっくり.が,後半の捉え方が違う.力を持ってしまったら,絶対に屑になる.
そのくらい,ドラッグよりもV24で力を持ったときの気分は良かったと.
能力は危ない,と.
例によっていろんなネタはもっとあるだろうけど,気づいただけでも十分ニヤリとしてしまう.
そうそう,,MMの元妻の再婚相手が学校の先生で,ホームランダーの思想に傾倒しているのもやばいなぁ,,実際にああいうことが起こっているんだろう.
このあと,,ソルジャーボーイとともに,セブンたちを無能力化してしまい,逆にボーイズ側の人がV24で能力者になるパターン.
もしくは,ほとんどが無力化されるもののブッチャーだけがV24のおかげで能力を持つ,,のか,,
V24は全部なくなってしまうが,多く服用しすぎたブッチャーだけが能力を持つことになってしまう,とか.
なんかひねりの効いた展開になるのじゃないかと.能力がなくなってみんなハッピーという結論は,,まぁ,ないのじゃないか.
あと3エピソード.楽しみすぎる.
0 件のコメント:
コメントを投稿