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2022年2月5日土曜日

[映画] The 355/355

  [映画]ネタバレ感想一覧


「The 355/355」

  

  頭使わないで良さそう + Jessica Chasttain 出てるってので観たが,,,,うーーーーん,,,,,

 IMDbのスコア見たら,4.9(2022/02/05時点) だった.最近観たドラマや映画の中ではダントツに低い!!!!!

  355 ってのは,アメリカの実在(とされる)女性スパイのコードネームらしいけど,,,邦題も The がついていて良いのでないの?? 笑

 The があれば,ほら,みんな知ってるあの 3555 だよ,ってことになるのに.355 だけやったら,,関西だと,551(の豚まん)のパチもんか? とか思ってしまう.

 新しい俳句の形式か? とか.

  いや,ただの文句言いです,,

 出演者は結構豪華な気がするけど,,脱税疑惑(←実際,どうなんだろ)の范冰冰までいたりで中国マーケットも睨んで,,そんな外野なことも頭に浮かぶ余裕がある2時間だった.
 
 突っ込みだしたら全部なんやけど,,何をどうしたら面白くなるのか,,ワタシらのような素人ではわからない,,,


 ==== ネタバレしてるョ (間違ってるかもだけど 笑



  鑑賞中,みんな何を考えていただろう,,,映画館を出た後の事を考える人もいただろうけど,ワタシはポジティブに,このあとどう展開するだろう,と優等生な態度でありましたよ.

 やっぱり,自称セラピストのGraciela(Penelope Cruz)が,最後のピンチに,さっそうとあらわて,敵を倒し,「デスクワーク配属だけど,フィールドワークの必須研修,3週間は一応やったわよ」程度の軽口を叩いてめでたし,だろうな,と思ったけど,,
 そんなことは起こらず,指紋認証の必要もなくなったのに,なぜかやばい人たちと一緒に行動を続けることに,,

 でも,最後は,闘いの場に駆けつけ,Maceのピンチに,横から(というかMaceから見て正面からっぽかったけど,,なぜ気が付かない→Mace,,)Nickにズドン,,『Die Hard/ダイハード』のラストシーンのようでしたな.
  あのシーンを入れるなら,最初の方に銃は怖くて持てない,とか,どうしてもだめ,みたいなワンシーンを入れておけばそれを克服して仲間のために,,という,まさに『Die Hard/ダイハード』でやってた下りができたのに.

  
 セラピストがそんな力があるのかはわからないが,例えば,,Khadijahと戦略上の役を入れ替えて,オークション会場で,Gracielaがモニタを見ながら,会場にいるKhadijahに,対して,イヤホン越しにおっさんの攻略方法を教える,ほうがよかったんちゃうかな,,と.

 とりあえず,Gracielaパートではそんなこと思ったな,,



 いわゆる荒唐無稽だけどスカッとするアクションモノってジャンルはあって,だいたいそういうのは男中心のチーム+たまにお色気担当女子,もしくは,その男のロマンス相手みたいな感じで女子が絡む,そして世界の危機を救うわけで,いやー,もうちょっとそれを現代風に消化させたのがたとえば,ミッション・インポッシブルシリーズみたいなので,,それの女性版を作ろうぜ,という志のもと,初めの方の荒唐無稽のところだけもってきたような作品.

 思いっきりバカに振ったところもないので,どういう位置づけなんだろうか.



 プロットがアレでも,面白くはできるとは思うけど,なんだか,つまらないので,設定のバカさも際立つというか,,

 ネットワークで何でもできる時代に,どこにでもアクセスできて何でもコントロールできてしまう USB接続のボード が,悪いやつの手に渡ると第3次世界大戦が!! というまじめな顔の下り,,,

 その万能ボード(劇中ではドライブ?と表現)という設定が,小学生並みだと思うけどどうだろうか,,この手の映画だとそんなもんかな,,うーん,,そういう事を考える余裕がありすぎた.
 で,そこからの,第3次世界大戦,だ,と,,これからは,テロとか国境とは別のコンフリクトがテーマになることが現代的っぽいけど,ここでも,国境での分断と,先祖返り.
 真顔で言うんだもんな,,Jassica Chastain,,



  アクション映画でありまして,,派手なシーンも結構あります,と.

 Jessica Chastainは武闘派Maceということで頑張っていたように思うのですが,,んー,,范冰冰(Lin Mi Sheng)の棒術?のところのほうが自然にかっこよかったような.
 范冰冰の銃の持ち方が,ちょっと浅く持っているようにみえて不安定に感じたけど,あんなもんなんでしょうか,,銃器に詳しくないもので,,
 映っていう時間とか編集の仕方とか,スタントの人の動きのせいかもしれないが,,范冰冰のアクションのほうがよかったなー.
 暗闇から出てきて,Marksをやっつけるところもよかった.


 最初ほうのMarie(Diane Kruger)のバイク逃走シーン.路地に入って,Maceの追跡を邪魔するために,脇に立っていたなにか棚みたいなのを倒すのだけど,さっとやった,というより,だいぶ前からそれをするつもりで,ずーーっと手を前に出してた用に見えて,,うーん,,と.だいぶ練習したんだろうな,,と.
 Marieは人を信じることを覚えろ,とか言われるくらい一匹狼なのに,あっさり結構人を信じてたな,,と.

 アクションシーンでありがちな,銃で狙われて硬直状態になるシーン.なんども,銃を構えた人たちに至近距離で「囲まれる」という場面が出てくる.
 そういう場面に出くわしたことがないので,想像だけど,そんなことって実際ある???

 射程距離内でお互いの銃の射線(っての?)に入っていたら,撃てないやん.さっと,どっか一方に駆け寄ったら,,撃てない気がするけどな,,駆け寄った先で撃たれるのかもしれないけど,,





  Nickが,死んだところは映さなかったので,まぁ,死んでないな,と.で,最後が,Elijahとの会話で,Maceは事後の取り調べで,MarksからNickは死んだ,と聞かされるので,普通に,(Marks-Elijah-Nick)というグループだな,とは思える構成.
 で,MarksがLin Mi Shengにやられるのを見て,その後で,バーで,Maceたちが,あの万能ドライブを使った犯罪が起こっているのを見るので,あー,彼女がテロ攻撃してるのかな,とは思う構成だけど,彼女はポスターにも出てるので,良い人側,と思えてしまって,全体の構成はかなり予測できるな,と.
 その中で Mace-Nickの関係がまぶされているのだけど,そこにケミストリはあったのでしょうか,,


 最後,Maceが Bye というのに対し,Marieは,それはどうかしらね? というのは,もちろん続編への目配せと思うが,,あるのか?

  ワイスピのように,少しずつもりあがってくるのか??



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